松島航空基地のブルーインパルスは、感動ものの光景でしたが、そのあとに案内された消防隊の消防車も大迫力の存在でした。全長12メートルで総重量34トンもの巨体は、18,000CCのエンジンで駆動し、2基ある放水銃は液剤や水を100m先まで飛ばす性能を誇るとのこと。最新鋭の高圧ポンプ車が4台並んだ様は、巨大戦車が居並んでいるような威圧感満点のものでした。
車両はアメリカ製とドイツ製であるとのことでしたが、エンジンの迫力の割には雨天時の雨避け装備や細かな操作性に難点があるらしい。1台が1億円以上もする航空機の火災のための特殊車両ですが、警察の許可さえあれば公道を走って、市中の災害にも対応することが可能とのことです。時速は100キロを優に超えるようで、道交法上の規制をクリアするためにちゃんと車検も受けています。正式名称は「大型破壊機救難消防車」ですが、何故「破壊機」なのかは聞き漏らしてしまいました。そしてラッキーなことに消防車の運転席に乗り込むことができ、懇切丁寧に消化の際の操作方法を詳しく説明してもらいました。できればそのまま100キロで爆走し、放水するところも体験したかったであります!ハイ。奥松島・嵯峨渓遊覧船のある東松島市には、いろんな魅力が一杯アルアルところでした。

現在のアクロバット飛行にはF-2という戦闘機を使用しており、50年前のF-86Fから数えて三代目となります。1機当たりの調達費は120億円とも言われ、ボーイング787の最新型旅客機の168億円と比較すると、なかなかのお買い物ということになります。ちなみに松島基地では現在、津波被害を防止するために、滑走路全体のかさ上げ工事がおこなわれています。このため、松島基地での航空祭は早くて2年後、ひょっとすると3年後まで開催されないこともあるとのこと。しかし訓練風景はスケジュールに則って見学可能ですので、ブルーインパルス見学がてら、奥松島の嵯峨渓遊覧船をご利用ください。遊覧船上からアクロバットを見られるときもありますよ。